EXTRA2008ライブレポート1

今更感が強いですが、改めてEXTRA2008ライブレポートです。

株式会社5pb.は、ゲームミュージック・コンポーザーが自らDJや生バンドライブを繰り広げるライブイベント「EXTRA HYPER GAME MUSIC EVENT 2008」(以下、「EXTRA 2008」)を10月13日、新木場STUDIO COASTにて開催した。「EXTRA 2008」は、「ゲームミュージック・アーティストを招き、ゲームミュージックをみんなで楽しもう!」をコンセプトにしたゲームミュージックイベント。開場時刻である15時には、会場周辺には熱心なゲームミュージックファンが詰めかけ、自分の入場順になるのを今か今かと待ちわびていた。

プレスサイドから見たレポートはインプレスの物を見て下さい。
セットリストの補完もこのインプレスレポートを使っています。

00:開始前

会場には開場30分前の14時27分頃到着。

前回のEXTRA2007の時は完全に入場順がフリーだった為に若干の混乱がありましたが、今回はチケット記載の番号順で入場というスタイルだった為、特に混乱はありませんでした。
30分前に着いたにも関わらず、そこまで人は居ませんでした。
いやー事前アナウンスって大事ですね…


ただ、厄介だったのはマイミク関係を切られた人目の前にいたこと(;´Д`)
「1年間直接会っていない + 足あとが全然無い」
というその人の基準に達したらしく、つい先日
「マイミク関係を解消する」
という丁寧な通告文を送りつけられたばっかりだったんですよwwwwwwwww
思わず目が合いそうになりましたが何とか回避…
まぁゲームミュージック意外の分野では全然趣味がかみ合わなかったのも事実なので良いかな…と思いながら
その人の真後ろで開場待ち


自分は625番目の入場だった為、かなり時間が掛かりました。
入場したら速攻物販に行ってタオルとポスターを購入。
急いで会場に入りました。




相変わらずの箱のでかさ。
前回の教訓を生かして、アイマスファンで埋まっているライブステージを横目に左側にあるDJステージに前から2番目という好位置に陣取りました。
STUDIO COASTステージが2つある特殊な構造で、正面にはライブステージ、左側にDJステージと別れています。
また、EXTRAはこの2つのステージを交互に切り替えながら使うスタイルを取ります。
よって、人が集まりやすいライブステージよりもDJステージ側の方が人が少ない穴場なんですよ。
今回自分にとって最大の目的はBETTA FLASHですし、ベタフラはDJステージに来るというのは掌握済みなので
してやったりヽ(´ー`)ノ
な訳です。


ちょっと開場が遅れた影響でイベント開始も遅れましたが、それもわずか5分程度でした。
Linearとかだと平気で30分遅れたりするから遙かにマシ。

01:トリオ・ザ・DS-10佐野信義×光田泰典×岡宮道夫from THE BLACK MAGES)featuring only KORG DS-10

毎回恒例のカウントダウンが終わり、最初に登場したのがDS-10使いの3人。
ていうか初っ端に佐野さん達持ってくるとは完全に予想外でした
(;´Д`)
登場の仕方が完全にロボットっぽい動きwww
なーんか演出の仕方がクラフトワークっぽい気もする…(人数1人足りないけど)


で、佐野さんといえば得意のトークセッションな訳ですが、今回は早々に冒頭でしゃべり封印宣言キタコレwww
なんでも
演奏に必死で余裕が無いから
だとか。
その分演奏でガッツリ盛り上げてくれました。
1人がDS-10 2台操作で合計6台のセッションプレイ。
SONGモード(自動演奏)は使わずにパターン演奏でリアルタイムにパターン切り替えながらの演奏だったので、事前に綿密な打ち合わせと切り替えパターンの練り上げがあったものと思われます。
セットリストを見て分かるとおり、わずか20分程度のステージでこれだけの内容を詰め込むにはかなり苦労があったと思います。
上級者がDS-10を使いこなすとどこまで出来るのか、まざまざと見せつけられました。


後半になって岡宮さんが突然DSを持ち出し、ギターのように持ちながらスクラッチし出すと会場大盛り上がり。
流石、黒魔導士


いやーのっけから
「ライブ来て正解だった」
と感じさせてくれるパワフルパフォーマンスでした。
絶対DS-10の売り上げに貢献しましたよ、佐野さん!!ヽ(`Д´)ノ”

02:BETTA FLASH(TAMAYO/Cyua)

服装が凄い新鮮でしたねえ。
今までのライブでは無かったゴシックチックなイメージ?
…あんまりファッションは得意じゃないのでこれ以上の言及は避けますorz


曲は冒頭がサンダーフォースVIの新曲で、後半は既存曲。
新曲は確かに良かったんですが、正直サンダーフォース」というイメージにはちょっとマッチングしていない気が………
固定観念かも知れませんが、やっぱりギターが無いのは非常に違和感。
だけどTAMAYOさんの曲にギターってのはまずあり得ないし…


サンダーフォースVIは何人かのサウンドコンポーザーが居るわけですが、そのメンツの中に問題作「BROKEN THUNDER」に関わった九十九氏の名前が無かったんですね。
(※ブロークンサンダーについてはこちらを参照のこと)
九十九氏はサンダーフォースVで名曲をいくつも作りましたが、今ではバッシングを浴びせられる立場になってます。
あの件については本当に残念でしたよ、えぇ全く。
しかしながら個人的には九十九氏の曲がイメージとしてしっくり来るわけですが、そういうと「V信者は黙れ」とアンチが沸く…。
サウンド以外にも、今作に関してはゲームシステム全般に論議が沸き起こっています。
なんかニコニコ動画でもサンダーフォースVI関連の動画コメントが結構荒れてますね…。
正直自分もサンダーフォースVI買うかどうか悩んでいます(´・ω・`)


話を戻しましょうか。
とにかく今回個人的には前回のようにレイシリーズ関連のDJプレイをしてくれるものだとばかり思っていたんです。
ゲームミュージックイベントですからね。
しかし全くなかった。
それどころかたった20分程度のステージ…。
あまりに尺が短すぎる。
6th bodyなんて一応ゲームミュージックと言えるかも知れませんが、アニメ「ナイトウィザードPS2ソフトのオープニング曲なだけで、純然たるゲームミュージックではないです。
HORIZONに至っては完全にオリジナルでゲームミュージックではない。


…何とも肩透かしでした。
Cyuaさんが入るのなら、もう少しレイシリーズのボーカル曲をやって欲しかった。
もう少しTAMAYOさんを前面に出しても良かったんじゃないでしょうかね…。

03:古代祐三×日比野則彦

前回の
「VIPからきますた」
発言で盛り上がった古代さんwww
STUDIO COASTのVIPルームでくつろぎすぎ、手が冷えた状態でいきなり生演奏したら間違えた、という失敗を踏まえて今回は
「VIPルームに引き籠もるのは止めて控え室で手をこすって温めてました」
いちいち発言が面白いwwwww
しっとりと弦楽器中心をとしたバンド演奏で世界樹が聞けたのは良かったですね。
ただ、やはりこちらも尺が短すぎて満足感は少なめ…。


第1部のメンバーはとにかく
尺が短い
という印象が強かったです。
時間的に前回に比べるとかなり余裕が無かったのが原因でしょう。


色々書いてたらモチベーションが持たなくなってきたので、レポートは今回も分割形式で行きます(;´Д`)