JAL123便ボイスレコーダー

http://www.geocities.jp/jal123_19850812/CVR/CVR.htm

SINK RATE
WHOOPWHOOP
PULL UP
WHOOPWHOOP
PULL UP
WHOOPWHOOP
PULL UP
WHOOPWHOOP
PULL UP

これは1985年8月12日御巣鷹山に墜落した
日本航空123便ボイスレコーダー
の最後の音声です。
昨日何気なくフラッシュサイトを徘徊中に見つけた記録フラッシュ…。
未だに最後のGPWS*1による無機質な合成音声が頭から離れません…。


当時の記憶はほとんどありません。
うっすらと記憶してるに過ぎないこの事故。
改めてフラッシュを見ることで当時の現状が分かりました。
パイロット達の懸命の努力が生々しく伝わってきて、何とも言いようのない気持ちになります。
また某サイトにあった現地事故直後の写真…
もう、凄まじい惨状の写真に言葉が出ませんでした。
あの状況下で生存者が4名も居たなんて、信じられないくらいに酷すぎる…
同僚の中に御巣鷹での救助作業に向かった人が何名か居ますが
口を揃えて地獄絵図だったと言ってました。


「しばらく肉が食えない」


写真を見てその真意がようやく理解できました。


もうすぐ20年目になるんですね…。
今日NHKの「クローズアップ現代」でJR西日本脱線事故のレポートをやってました。
4月25日*2に事故が発生してから丁度3ヶ月目。
被害に遭われた方が必ずおっしゃるのが


「事故が風化して忘れ去られることが一番怖い」


ということ。
最近JALは統合や他社との競争で何かと事故やトラブルが増えています。
墜落事故から20年目の節目に当たり、どう考えているのでしょう。
当たり前に存在する安全神話
もはやそんなものは存在しないのでしょうか。
改めて日々の安全に対する意識が問われているのだと思いました。


脱線事故・墜落事故で亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。

※追記・フラッシュサイト
http://mito.cool.ne.jp/detestation/jal123.html

*1:地上接近警報

*2:JR西日本は毎月25日を「安全の日」として設定した