ソフトバンクの「定額制」という“罠”

今日はナンバーポータビリティー制度が開始される日です。
携帯キャリアのかく社がしのぎの削り合いをしています。


そんな中、一番後発組であるソフトバンクが昨日通話料定額を大々的に打ち出しました。
しかし、このインパクトある発表の裏に大いなる罠が仕掛けられていることを、マスコミはほとんど伝えていません。
http://e.willcomnews.com/
こちらのサイトに詳しく載っている情報を良く読んでいただければ一目瞭然かと思います。


最大の問題点は完全な定額制ではないということ。
こんな酷い話無いですよ。

ゴールドプランの定額には、「21時から0時台のソフトバンク携帯電話への通話が1請求月内に最大200分(累計)を超過した場合、超過分は30秒ごとに20円かかる。」という注釈があります
0時台というのは、0時59分までなので、実質21時〜24時59分までの4時間が定額とは言えません。この時間帯は、電話好きの人が長時間通話しようと思う時間帯なのではないでしょうか?
また定額の最大200分というのは、1日平均にして6分40秒ほど。
もし、この時間に1日20分通話した場合、1ヶ月を30日として、16800円の通話料を請求されることになります(基本料金除く)

勤務中に上司が興奮してたけど、落ち着いてデメリットを教えてあげましたよ…。
やっぱりまだまだウィルコムのメリットに勝てるキャリアは存在しませんね。


実際ナンバーポータビリティー制度を利用するユーザーは5%居るか居ないかって話なので、騙される人はそこまで居ないと思いますけどね。
ただ、定額制だけを目当てにソフトバンクへ移行する人にはきちんとした説明が必要だと思います。
こういうのってJAROに訴えてもいいんですかねえ…。