ミクZ4写真UPシステムの概要・今後の課題

今回、「STGT広報スタッフ~モミィのブログ」でスタッフのモミィさんが募集された「現地実況サポーター」。これに応募するにあたって考えなければならない事がありました。

  1. 携帯での撮影では限界がある
  2. デジタルカメラで撮影してもアップロードサイトにメール添付する手段がない

携帯ではズームが出来ませんし、そもそも素数が余りに貧弱。しかしデジタルカメラで撮影した写真をアップロードするには、リサイズしたり送信するのにパソコンを準備しなければなりません。でも自分が持っているノートPCは17インチワイドクラスの大型クラス。重さも4kg近くあります。電池も2時間程度しか持たない為持ち運びには絶対向きません。

そこで自分が考え出した方法。それはデジカメの機能とPHS「Advanced/W-ZERO3[es]」を上手く組み合わせる事でした。

  1. デジカメ「DSC-HX1」でフルサイズ(3456×2592)撮影
  2. デジカメの機能「WEB用画像にリサイズ」を利用し、640×480までトリミング+リサイズ
  3. デジカメをストレージデバイスとして認識させるモードにしてPHSとUSB接続
  4. PHSでデジカメのリサイズ画像をコピー
  5. PHSでメールを作成、画像を添付ファイルにする
  6. アップロードサイトに送信

つまり、撮影と編集は完全にデジカメの中だけで完結させ、PHSでデータを吸いだしメールに添付して送るという単純なシステム。この方法であれば、パソコンを持ち歩く必要性がありません。機動性の高い、軽量なシステムができあがりました。

予選時は快調にアップロードが成功。自分の撮影した写真が公式動画の映像に採用されるなど、嬉しい出来事も。しかしながら決勝時にはアップロードしたはずの写真が全てキャンセルされてしまい、50枚近く全てが無駄になりました。

そこで浮かび上がった問題は以下の通り。

  1. PHSの送信速度が遅すぎる
  2. PHSの電波が不安定
  3. アップした写真を現場で確認する手段がなかった

とにかくPHSのアップロード速度が遅すぎて、一番苦労させられました。元のサイズが4MB近くある写真を200KB以下にして送信したのですが、それでも1枚の写真を送信するのに2分以上も掛かったのです。加えて富士スピードウェイ周辺では電波が非常に不安定で、時々接続が途切れました。その為下手に移動など出来ず、送信が完了するまでの2分間、一切動く事が出来ずに行動が制限されました。これは非常に辛かったです。その為イベントの合間などは食事も採らず、必死に送信作業を行う羽目に…。また、決勝時には写真が1枚もアップされなかったわけですが、この問題に気がつく為にはアップロードサイトを現場で確認する必要がありました。しかしPHSでそれを確認する事が不可能(サイトに接続する事が出来ない)だった為、問題に気がついたのが帰宅後…という余りにもお粗末な結果になってしまったわけです。

次々戦(第5戦)のスポーツランドSUGOに行く事を決めましたが、次回も現地実況サポーターを請け負うならば上記の問題を解決しなければなりません。解決策としては

  1. PHSではなく携帯電話を利用してアップロード
  2. 写真編集及びサイト確認用にミニノートPCを新たに準備

の二つであると思われます。理想としてはイーモバイルでの送信なのですが、残念ながらスポーツランドSUGO周辺はギリギリイーモバイルのエリア外らしく…。恐らくDoCoMoでの送信になるかと思います。PCについては新しく買い直す必要性が出てきました。正直この追加投資は非常に痛い…。最近安いネットブックでも買うしか無いでしょうか。